目次
9月30日
牛さんおはよう。
朝起きて、前日のアルティーが行われたガート(大きな階段)をもう一度見に行きました。
ガンジス川のガート
水の汚さがやばいですよね…。これでもインドの人にとっては「聖なる水」。
沐浴している人たちを発見。
マニカルニカーガート
その後、トゥクトゥクでマニカルニカーガートまで向かいました。(助手席にも人が乗ってきた。笑)
トゥクトゥクを降りてから、人混みの中、狭い道をしばらく歩きました。
火葬場に到着すると、沢山の人が集まっていました。また、鮮やかな布に覆われた死体もいくつかありました。
写真は撮影禁止という情報をネットで見ていたというのもありますが、あまり人の死を撮る気にはなれず。
目の前で薪の中に鮮やかな布で覆われた人間が燃えているのを見て、いつか自分もこうなるんだなぁと。自分はどんな死を迎えるんだろう…なんて死について考えていました。
また、人間が細かな灰になっていく姿を今まで見たことなかったので、なんとも衝撃的でした。日本人からしたら、ここまで焼いてしまうのか…とも思いました。(2〜3時間で全て燃えてしまうそうです。)
文化の違いはあっても同じ人間。いつかは訪れる死。
どのように死ぬのか、どのように受け入れて生きていくかは、自分次第なのかなぁと思いました。
私は、死んだら亡くなったお婆ちゃんやペット達に天国で会えると思っていて。死ぬまではいつも見守ってくれていると信じていて。そうやって思うことで、今強く生きれている気がします。
そんなことを考えながら、ラッシーが美味しいと有名なお店に行きました。
ブルーラッシー
中には、外国人のお客さんがたくさんいました。
※火葬場近くのお店だったので、時々死体が目の前を通ることもあり。
パインラッシーとアップルラッシーを注文。2つで、180ルピー(約300円)でした。有名なだけあり、とっても美味しかったです!!
ふと外を見ると、牛がラッシーのついたお皿を舐めてる!!
もしや…その皿で私たちは食べてる?!と思いましたが、お店の人が「使ったら割って捨てるよ。一人1つの皿なんだ。」と教えてくれました。一安心。笑
食べた後は、来た道を戻りながらも…次なる場所へ。
ガンジス川の大きなガートへ
次は、朝見たものよりも大きなガート(階段)を見に行きました。
見てみると…あれ?!ガートがない?!
連日の大雨でガンジス川の水位があがり、ガートが水没してなくなってしまっていたのです!!驚きでした。
ここら辺で、日本語で「チビ」とか言ってくる変なインド人に声を掛けられて。地味に腹立つなぁって見たら、私と身長変わんないじゃん!チビじゃん!笑
仲良くしたかっただけかもしれませんが、こちらはかなり不愉快。ニヤニヤしている姿も本当に嫌でした。
ミュージックセンター
その場をさっさと離れて、インドの音楽が聞けるミュージックセンターへ向かいました。
中は暗くて開いておらず。この時の時間は、14:20。諦めました。
※念のため、外にあった看板を載せておきます!
インドの野良犬
この辺りにいる野良犬たちは汚れていて、病気のような感じもしました。
そんな中で子犬を発見。何もしてあげられないのが辛いけど、元気にたくましく生きてね…と心から願いました。
その後、お寺に行きました。
シュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプル(ゴールデンテンプル)
火葬場の近くにあるお寺で、「ゴールドテンプル」とインド人は言っていました。
近くにオレンジ色の建物のチケットオフィスがありました。チケットはなんと一人600ルピー(約900円)!インドにしては高い!
チケットを購入すると、専属のガイドがついてきてくれました。
ロッカーに荷物を預けてお寺へ。
中に入って、水で手足を洗い、金色の建造物見て、花の入った白い水の中に黒い石があり、顔に黄色の何かを塗られて終わり!滞在時間3分くらい!めちゃくちゃ早い!笑
ゆっくり見る時間はなく、ささっとまわって終わりでした。高いお金払ったのに。笑
チケットオフィスに戻り、荷物を受け取り、訪問記念のお菓子みたいなものをもらいました。
顔の黄色いやつ、インドっぽい?と写真を撮りました。ナマステ〜♪笑
観光後は、タクシーで空港に向かいました。
空港での事件
しゅ:「わぁぁぁああああー!!!」
突然、空港の入口付近で叫ぶ修平。
こ:「え?!何?!どうした?」
しゅ:「フライト時間…間違えた。飛行機に乗れないかも。」
こ:「え?!何時なの?!」
しゅ:「18:20…。」
19:30フライトだと思っていて、空港に着いたのは渋滞もあり17:30。やばいやばいとチェックインカウンターへ急ぎました。
パスポートを見せると、普通に対応してくれました。しかも手書きの航空券での対応!なんてアナログなんだ!停電多いからなのかな。
あれ?でも乗れるかも…?!
荷物検査をして掲示板でゲートナンバーをチェックすると、まだ表示されていない!どうやら飛行機は遅れていたみたいです。セーフでした。それにインド人、のんびりしてるし、かなりゆーるい!
なんとかなって良かったと、飛行機を見ると…いつもより小型!プロペラ機みたいな!大丈夫かなぁと不安でしたが、快適なフライトでした。
それに、1時間内のフライトなのに機内食もでました!
ネパールのカトマンズに到着後、空港内でVISAを取得し、タクシーで宿まで行きました。
※ネパールのアライバルVISAは発券機で簡単に取得できました!なぜか、私たちに親切なおじちゃんも現れて。何でも教えてくれてスムーズでした。笑
まとめ
無事にネパールのカトマンズに着きました。
バラナシでは、修平が体調を崩したりガートが水没してたりと大変でした。洪水で少なくとも119人の地元の人が行方不明のようで、私たちも数日ずれていたら…もしかしたら巻き込まれていたかもしれません。
自然の大きな力の前では人間は儚い存在なんだなと思いました。
そんなこんなでインドを脱出。私たちはインドには住めないね…と話していました。
インドは雑踏とカオスな濃い国なので、来た人は「また何度でも来たい!」と思うか、「もう二度と来たくない」と思うか、好き嫌いが両極端に分かれるようです。
私たちは二度と来たくないの方でした(笑)
汚さが半端なくて。ゴミ屋敷というか。もっと改善されれば良いのに…と思ってしまうくらい。
でも行けて良かった国です。カレーとラッシー美味しかったし!
ありがとうインド!
結論、私の好きな国基準は「綺麗さと美味しさ」だということを改めて実感してしまったのでした〜*