7月8日、9日
7月8日
朝起きて、デイビットさんのご好意で朝ご飯の卵をもらって、卵焼きを作りました!
※次に泊まっているホテルは、「david hostel」です。格安で、キッチン付き。ツアーの予約もできます。でも…ホットシャワーは出ません。更に…地下なのでホテル内はWifi環境ゼロでした。
にんにくもいれて、塩で味付けしました。
午後は、近くのカフェを探しに出かけました。気温は40°くらい。めちゃくちゃ暑いです。
なかなか、求めている冷房のきいているカフェが見つからず。途中で美味しそうな看板を見つけて、お昼ご飯にパスタを食べました。
手前のお皿のやつは、にんにくと香味ソース的なやつでした。エビとピーマンのトマト風パスタ。
お店に入った時は、机の上が汚すぎて大丈夫かと心配でしたが、なかなかのクォリティ!兄ちゃんが一生懸命作ってくれて、二人分で100ポンド(日本円で約700円)を支払うとニッコリ嬉しそうにしていました。チップねだりもなし!
ルクソールとは全然違う対応かも?!アスワンは良い人がいるかも?!とこの時から期待をよせていました。
その後、近くには何もなさそうだったので同じ通りにあったカフェに入ることにしました。名前は、24/7 playstaion cafe。(24時間7日やってる?!)
カフェを探すのも暑くて一苦労です…。タバコの匂いは少し気になりましたが、冷房はきいてるし、机と椅子があるしで良さげな環境でした。
注文しようとすると、英語は少ししか通じない感じでした。昼食を食べたお店の兄ちゃんも全然通じなかったので、アスワンの人は英語が通じないと思っていた方が良いと思います!
ホットのストロベリーティーと、メロン風味のシャーベットジュースを注文しました。シャーベットジュースのほうは、お店の人が沢山作っちゃったみたいで、3杯分出てきました。(笑)
その他にも、お店の人のご好意で水を出してくれました。この水はなんと水道水!ペットボトルに入っていたので、始めは気付きませんでしたが、よく見るとペットボトルの蓋が開いてるし、水道水をいれている音がする!
3口くらい飲んでしまいましたが、その後飲まないでいると、お店の人が感づいて、ペットボトルの蓋の開いていないミネラルウォーターを出してくれました。なんて優しくて、気遣いのできる人なんだ!と思いました。
アスワンの人は、水道水を普通に飲んでいるみたいなので気をつけた方が良いです!
長い時間カフェに居たので、トイレにも行きたくなってしまい、お店の人に聞くと「ここにはない」と言われてしまいました。
でも少し経つと、横の飲食店の兄ちゃんがトイレのためにわざわざ迎えに来て、連れて行ってくれました。カフェの人が飲食店の兄ちゃんに電話してくれていたみたいです。お腹の調子が悪い私には、ほんっとうに天国のような話でした。
久しぶりにこんなに良いサービスをしてもらったなぁ…でも金額は高いかなぁ?と恐る恐る聞いてみると、なんと60ポンド(日本円で約420円)!!安い!!しかもチップねだりなし!!
飲み物が3杯分出てきた時とか、トイレ借りた時とかお金とられるんだろうな…と正直思っちゃいましたが。特にとられることはなく。
やっぱり、アスワンの人たちは良い人たちだ!!と確信しました。
宿に戻り、身体が熱いうちに滝行をしました。ここでいう滝行とは、水シャワーのことです!(笑)安宿ということもあり、ホットシャワーは出ませんでした。
次の日の朝3時からの「アブシンベル神殿ツアー」に申し込んでいたので、この日はすぐに寝ました。
※ツアーと言っても、ホテルからアブシンベル神殿まで車で送迎してくれるものです。往復で20USドルでした。
7月9日
朝3:00頃にホテル出発
3:30くらいにホテルの前にツアーの車が迎えに来てくれました。
ハプニング発生
順調に進んでいましたが、途中で変な音が…焦る運転手さんたち。何だろうと思っていたら、車のタイヤがパンクしていました。(笑)
しかも、タイヤの替えを持っていない様子!どうなっちゃうのかな〜と思っていたら、応援の車が到着。30分くらいでタイヤ交換終了!手慣れてる感じでした。
8:00過ぎにアブ・シンベル神殿へ到着
休憩をはさみながら、無事到着しました!
- 名称:アブ・シンベル神殿
- 英語:Nubian Monuments from Abu Simbel to Philae
- 住所:アスワン
- 電話:02 22617304
- 時間:月〜日・5:00〜18:00
- 料金:入場料・一人あたり200ポンド(日本円で約1,400円)
運転手さんに「9:30に戻って来てね〜」と言われ、時間短いなあ…と思っていましたが十分に周れました!
中に入ると、大きな湖が見えて綺麗でした。(調べたら、ナセル湖でした。)
先に進むと大きな建造物と小さな建造物がありました。
大きな建造物の中に入ると、壁には顔が蛇や動物の王様に品物をあげている絵が多く描かれていました。品物とは、食べ物や飲み物といった様々なものを表現している感じでした。
また、首や手に紐をつけられて働いている人の絵や、男の人が誰かに罰を与えている様子を女の人が見ていたり、止めていたりする絵などもありました。
小さな建造物の方は、入り口に女の人や子供の像があり、中も何となく女の人が多く描かれている感じでした。
エジプトでいくつかの神殿を見ていますが、迫力ある入り口の4人の像や細かい絵を見て、何を表現しているかが何となく分かるといったところが面白く、私的には一番好きなところでした!
12:30くらいにホテル着
帰りはホテルじゃなく、ホテル近くの道で降ろされました。なので、歩いてホテルまで帰りました。
昼食後、カフェでのんびり
昼食をホテルで簡単に食べた後、昨日も行って気に入っていた「24/7 playstaion cafe」へ向かいました。行ってみると…開いていない!お店の名前からして、24時間7日やってるんじゃないのか。がっかりでした。(笑)
近くをうろうろしていると、エアコンはなさそうだけど、良さそうな地元カフェがありました。中に入ると、なかなか涼しい!!しかも、遅いけどフリーWifiもありました。
シーシャとファンタ、スプライトを頼んで長居しました。それでも金額は40ポンド(日本円で約280円)。エジプトの物価の安さは良いところです。
その後はスーパーで飲み物やスープの素、玉ねぎを買ってホテルへ帰りました。
帰り道に、少年たちが後ろから私たちに石を投げてきました。小さい石ではあったものの、面白がって投げてくる姿に怒りが込み上げてきましたが、悲しくもなりました。
近くまで行って教えてあげようか。どうするべきか。と考えましたが、無視して去りました。(これでも少しの間、幼稚園教諭をやっていたので、何とかしなきゃと思ってしまったみたいです。言葉は通じなくても、目をみて話せば気持ちは伝わるはず…そうゆう大人には決してなって欲しくないと…)
日本人に石を投げてくるエジプト人もいるので注意が必要です。
21:00過ぎにホテルへ戻る
夜ご飯は自炊をしました。日本人の方が残していってくれた日本米やニシンの燻製で簡単に作りました。(美味しくいただきました。ありがとうございました!)
小鍋がなく、初めて蓋なしのフライパンでご飯を炊きました。(笑)水加減が難しかったですが、上手に炊けました!
部屋中が魚の匂いにいっぱいになった頃、猫の鳴き声が…(笑)猫がひょっこり遊びに来ました。可愛くて、魚の骨や残ったものをあげましたが、なかなか部屋から出て行かず。
…と私が目を離した隙に、金網タワシを口にくわえていました。(笑)何でタワシ!?と思いましたが、よく考えたら、魚を焼いたフライパンをゴシゴシ洗って、一番魚の匂いがしたんだな〜と。そんなにお腹が空いてたのか…とかわいそうになってしまいました。
まとめ
エジプトにはたくさんの神殿があり、それぞれの神殿の造りや絵に違いがあるところが特に見所であり、面白さだと思いました。もちろん似たようなところもありますが、昔の人が必死に残そうとしたものが、形となって今の時代に存在していることがほんっとうに素晴らしいな〜と改めて感じるのでした〜*